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結婚指輪を譲り受けました。

先日、両親から結婚指輪を譲り受けました。   うちは既存の日本の結婚制度に疑問を持つ立場なので法的に籍を入れることは考えていないのですが、ものとしての指輪を前にすると、なにかと訴えてくるものがありますね。 ひとまずサイズ…

「小さい」ということの偉大さ。

まさに「おどること」もそうなのですが、とても小さく、それこそ誰ともつながらない部屋で一人でやるようなことがすごく大きな力を持つし、世界にとって意味があるんだというようなことを伝えていきたい気持ちがあります。   基本的に…

単純で、複雑な話がしたい。

このところ、大人数での会話がとても窮屈だな、と感じるようになりました。   はじめましてのひとと、面と向かってお話しする機会は多いほうだと思うし、交流に際して別段大きな障害があるわけでもない。けれども、大人数などといいつ…

#MasktoMask を、はじめよう。

香港において緊急条例が適用され制定された「覆面禁止法」に対応するアクションとして #MasktoMask という活動を提唱したい。     ・参加者は #MasktoMask のハッシュタグをつけて以上のような写真をウェ…

暇をもてあそぶ日々

あたくしは暇であることを殊に大事にしています。それも、いいかんじに暇であることをよしとしています。   どのくらい暇をしているかというと、せんじつ「ゼルダの伝説ブレスオブザワイルド」のプレイ時間が130時間を越えました。…

「仮面が顔にフィットしない」という誤解

仮面を売っていると、「顔が大きいから、仮面が合わないんです」とか、「ちょっと鼻のところが当たるのでつけられないですね」などということをよく言われます。   こういう言葉を聞くたびに、仮面に関する根本的な誤解があるなあ、と…

『物語は人生を救うのか』

せんじつ、千野帽子『物語は人生を救うのか』 を読みました。この本は、同著者の『人はなぜ物語を求めるのか』の続編でもあります。(ちくまプリマ―新書です。あたくしは筑摩書房推し。) いわゆる物語論の概論としても読める2冊です…

表現が(ほんとうに)きらい

おどっているとか、演劇をやっているとか、あるいは「お店をやっています」といったことをお伝えすると、よくこんなふうにいわれます。   「ああ、表現活動をしているんですね」「すごい!表現者だ!」   これ、めちゃくちゃ嫌なん…

カラスがおどってた

せんじつ、勅使河原三郎さんの舞台を見に行ってきました。 勅使河原三郎さん、知ってるひとは当たり前のように知っている、世界をまたにかけるダンサーですが、人類規模では知らないひとのほうが多い人物ですね。(すべてのひとがそうい…

やってることしかできない

このあいだ、劇作家の岸井大輔さんによばれていっしゅんだけ学生のひととすれ違ったのですが、お散歩の合間のぽっかりとした空き時間にちょうどよく呼ばれたがために、ちょっとした説教おじさんみたいになってしまって非常に残念に思って…

「がんばらない」生き方

ブログを書く作業が自分にとっておおごとすぎるので、一時間でどれくらいかけるのかなってことをやってみようと思いました。 さて、何の話をしようかしら。 せんじつ、Web編集者の徳谷柿次郎さんとTBSでお茶をしてきました。だら…

スピード感のなさ、だいじ。

  ▼   世の中がめまぐるしく変わったり変わらなかったり、便利になったりそうでもなかったりする昨今ですね。   あたくしはとにかく体力がなくて、いちにち一個か二個くらいの仕事をするとくたびれ果ててしまいます。そういうか…

山でおどってきました。

せんじつ、静岡の笹間というところでおどってきました。 取り扱い作家であるところの坂爪康太郎が山奥の釜で三日三晩火を焚き続けるというので、なんとなくおもしろそうに思っていってみたのでした。坂爪とあたくし、そして写真家の大崎…

Profile

Shuhei Okawara Butoh dancer/Maskshop owner/Gentlebean In 2014, Shuhei Okawara opened Mask shop OMOTE, the firs…

軒先をたのしく使うと、たのしい。

先日、仮面屋の前で紙芝居が行われました。 けっこう楽しかったので、こういうことがもっと起こるとよいなと思いました。   これはもともと、あたくしがFacebookで「仮面屋の前で踊ったり演奏したりジャグリングし…