Blog

『物語は人生を救うのか』

せんじつ、千野帽子『物語は人生を救うのか』 を読みました。この本は、同著者の『人はなぜ物語を求めるのか』の続編でもあります。(ちくまプリマ―新書です。あたくしは筑摩書房推し。) いわゆる物語論の概論としても読める2冊です…

表現が(ほんとうに)きらい

おどっているとか、演劇をやっているとか、あるいは「お店をやっています」といったことをお伝えすると、よくこんなふうにいわれます。   「ああ、表現活動をしているんですね」「すごい!表現者だ!」   これ、めちゃくちゃ嫌なん…

カラスがおどってた

せんじつ、勅使河原三郎さんの舞台を見に行ってきました。 勅使河原三郎さん、知ってるひとは当たり前のように知っている、世界をまたにかけるダンサーですが、人類規模では知らないひとのほうが多い人物ですね。(すべてのひとがそうい…

やってることしかできない

このあいだ、劇作家の岸井大輔さんによばれていっしゅんだけ学生のひととすれ違ったのですが、お散歩の合間のぽっかりとした空き時間にちょうどよく呼ばれたがために、ちょっとした説教おじさんみたいになってしまって非常に残念に思って…